令和元年12月 5日 印刷
令和元年12月12日 発行
■特集『こころと人間環境-いま「心の時代」をみつめ考える-』
◆はじめに-趣旨説明- |
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「こころの専門家」に求められること -特集にあたって- |
京都市教育相談総合センター常任顧問 ( 公財)日本臨床心理士資格認定協会専務理事 京都大学名誉教授 藤原 勝紀 |
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◆心の専門家が心理臨床の営みを通してみつめ考える -基調提言- |
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かけがえのない臨床の心・魂を生きる -今、精神科医・臨床心理士として- |
京都ヘルメス研究所所長 |
6 | |
そっと子どもの心・いのちに寄り添う -心理臨床の視点をいかしたスクールカウンセラーの活動- |
臨床心理士 医療法人竹村診療所臨床心理室長 竹村 洋子 |
13 | |
〈私〉の理に叶う心理臨床と研究と教育 −なぜ臨床心理士を生業に歩むのか− |
放送大学大学院 |
21 | |
◆特別寄稿:私たちの「すまない」 |
九州大学名誉教授 北山 修 |
29 | |
◆さまざまな心理臨床の現場に根ざした心の専門家のまなざし | |||
地域と風土のこころをもとに暮らすなかで ~沖縄の風土に根ざした心理臨床の可能性~ |
沖縄国際大学総合文化学部教授 片本 恵利 | 32 | |
被災地と緩和ケアの場で生身に触れて |
広島大学大学院教育学研究科 |
36 | |
心理療法における時間の枠組みに対する捉え方の 変化が子どもの主体性に与える影響 -命と向き合う子ども達との心理療法の体験から- |
京都文教大学臨床心理学部講師 清水亜紀子 | 39 | |
心の時代の二種 |
十文字学園女子大学准教授 |
44 | |
心の専門家の養成課題と新しい実践指導者像への展望 |
新潟青陵大学大学院 |
48 | |
◆交互するこころとからだの観点から | |||
〈気〉が通う心体と自然 | 京都文教大学臨床心理学部教授 濱野 清志 | 52 | |
〈からだ〉と〈こころ〉の重ね合わせを試みる動作療法 |
福岡女学院大学人間関係学部講師 長野 剛 |
55 | |
◆特別再録Ⅰ | |||
劇作家 山崎正和の提言:『臨床心理学と文明史上の革命』 (臨床心理報37(第20巻 第2号)平成21年7月 1-2巻頭言) |
58 | ||
◆心の専門家とともに「心の時代」をみつめる | |||
人間環境を整え、すこやかに高齢期を生きよう | 東海学園大学名誉教授 奈倉 道隆 | 61 | |
子どもの被害に寄り添い学ぶ -教育行政と第三者機能と教育相談- |
京都教育大学名誉教授 |
64 | |
「命」と「いのち」の環境教育-森里海を紡ぐ | 舞根森里海研究所長 京都大学名誉教授 田中 克 |
70 | |
王朝人の歌心 | (公財)冷泉家時雨亭文庫理事長 冷泉 為人 | 73 | |
◆特別再録Ⅱ | |||
座談会:河合隼雄・成瀬悟策が語る『臨床心理スーパーヴィジョンをめぐって -その現在・過去・未来』(現代のエスプリ別冊)ムック–2005/3(至文堂発行) |
85 | ||
■事務局だより | 〇「首里城再建支援金募金」の実施 | 111 | |
■編集後記 | 113 |