「アカデミア賞」表彰活動

アカデミア賞 受賞者一覧

初回 アカデミア授賞式の様子

「アカデミア賞」は、今を去る60余年前の昭和24年に制定され、我が国及び世界の文化・社会・国際交流の各分野において著しく貢献された方に授与して参りました。

この賞の名称「アカデミア」は、ギリシャの哲学者プラトンが紀元前四百年前、アテナイの西北郊外にある聖域アカデメイアに創設した哲学学校の名で、日本においても神苑アカデメイアの名は不朽の意義を有しています。「アカデミア賞」はこの神聖な名称を冠することによって、最高の栄誉と称賛を伝えるに相応しい賞としたものです。

発足当初、敗戦で疲弊した我が国の学術振興の象徴として、その授賞対象は学術部門に限られていました。その後の我が国の経済成長に伴い、さらに社会に対する貢献を広く認めるため、また、その功績顕著な人に対する精神的奨励として、学術部門のほか、新たに教育・文化・芸術及び産業の部門にも「アカデミア賞」が設けました。その後、授賞制度を見直し、平成10年度から文化・社会・国際の三部門となり、今日に至っています。

受賞者は、戦後の日本を代表する各界の有能な人物が選べれ、著名な人士の名も残されていますが、在野の埋もれた人材を発掘し、これを長期に亘り顕彰しつづけてきたことが、本賞の誇るべき特色です。

本会においては、各受賞者がアカデミアの精神を体し、その専門とする分野において一層の研鑽と精進を積み、国家及び世界繁栄の支柱となられることを願うものであります。

アカデミアの由来(京都大学名誉教授・哲学者、藤沢令夫)」に本賞の趣旨が述べられています。

アカデミア賞 授賞式の様子

アカデミア授賞式 各年の記録


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