2018年「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」を開催しました。

本会は、9月29日(土)10時30分から、東京大学農学部フードサイエンス棟中島ホールにおいて、 地球システム・倫理学会との主催による 2018年「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」を開催しました。

2018年「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」プログラム

シンポは、開会にあたり主催者を代表して、地球システム・倫理学会会長 近藤誠一氏の挨拶に続き、舞根森里海研究所所長 田中克氏による趣旨説明の後、講演に移り、地球システム・倫理学会会長顧問 服部英二氏に始まり、星槎大学共生科学部教授 鬼頭秀一氏、熊本県立大学環境共生学部教授 堤裕昭氏、高知大学海洋生物研究教育施設教授 木下泉氏、佐賀県多良町漁師 平方宣清氏、農業生産法人(株)マツオファーム代表 松尾公春氏、福岡県立伝習館高校教諭 木庭慎治氏、熊本県立岱志高校教諭 松浦弘氏と生徒達、環境省審議官 鳥居敏男氏、最後にNPO法人森は海の恋人理事長 畠山重篤の講演により講演の部が終了し、引き続き参加者との意見交換の後、閉会となりました。
シンポは、大型台風25号の影響が懸念される中、収容人員100名足らずの会場にあって、130部用意したレジメが不足するほど多数の参加を得て、シンポ終了後の講演者と参加者との懇親会も、想定を超える50名以上の参加者があり、シンポ、懇親会とも大変な盛会のうちに終始しました。

開会挨拶 近藤誠一氏

趣旨説明 田中 克氏

講演 服部英二氏

講演 鬼頭秀一氏

講演 堤 裕昭氏

講演 木下 泉氏

講演 平方宣清氏

 

 

 

講演 松尾公春氏

 

講演 木庭慎治氏

講演 松浦弘氏と生徒達

講演 鳥居敏男氏

講演 畠山重篤氏

 

 

 

 

 

 

 

 

また、シンポと並行して、会場の中島ホールフロアーでは、40数年にわたり宝の海と呼ばれた有明海・諫早湾の海と漁業を撮り続けてこられた写真家で肥前環境民俗写真研究所代表の中尾勘悟氏の写真展「有明海と諫早湾の今昔」が展示され、豊穣だった干潟の美しさ、その干潟で生きる人々の営みを写しだす写真に、多くの参加者が熱心に見入っていました。

写真①

写真展②

 

 

 

 

 

このシンポジウムの詳細は、会誌アカデミア№168 2018.10の特集号に掲載します。

 

 

 

 


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