2018年「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」開催のお知らせ

一般社団法人全国日本学士会は、地球システム・倫理学会との主催により
2018年「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」を、来る9月29日(土)午前10時30分から、
東京大学農学部フードサイエンス棟中島ホールにて開催いたします。

参加費は無料です。
当日参加も大丈夫ですが、準備の都合上、一般社団法人全国日本学士会事務局まで、
Tel、FaxもしくはE-mailにて、可能な限り、事前にお申し込み願います。

Tel:075(724)6500  Fax:075(722)3002  E-mail:gakusi@poppy.ocn.ne.jp

詳細は、2018年東京シンポジウムチラシをご覧ください。

【企画の趣旨】

東日本大震災は、忘れかけていた自然への畏敬の念を取り戻す必要性を根源的に訴えました。一方、私たちはこの間目先の経済成長を最優先させ、生物生産性が極めて高く、生物多様性に富んだわが国周辺の海に深刻な影響を及ぼし続け、続く世代が海とともに生きる確かな未来に赤信号が点滅する事態を招いてしまいました。その象徴が、「宝の海」から「瀕死の海」に至った有明海なのです。諫早湾潮受け堤防の設置は、地球システムに大きな分断を生み出しただけでなく、自然とともに生きてきた地域社会にも深刻な亀裂を生み出しました。
この困難な現状を、水循環とともに生きる農林漁業の協同の輪を広げながら、共に生きる道を生み出し得るかが、未来世代から問わています。有明海問題は、九州の一地方の問題ではなく、この国が抱えた根源的な問題であり、圧倒的多数の人々が暮らす都会の問題でもあります。地球システム倫理、環境倫理の問題でもある有明海問題の今日的意味を考え、未来志向のもとに、再生への叡智を生み出すシンポジウムを東京で開催するものです。

2018年シンポジウム「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」実行委員会
委員長 田中  克:地球システム・倫理学会理事・舞根森里海研究所所長

 

 

 

 

 

 

 


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