令和6年度アカデミア賞受賞者の決定及び授賞式のお知らせ

令和6年11月29日開催の理事会において、令和6年度アカデミア賞受賞者を次のとおり決定しました。
授賞式は、令和7年2月1日(土)午前10時から、都ホテル京都八条「陽明殿」にて執り行います。

令和6年度アカデミア賞式典次第

【文化・社会部門】
受賞者: 藤原 勝紀氏
現 職:京都大学名誉教授、京都市教育相談総合センタ-常任顧問、公的財団法人日本臨床心理士資格認定協会専務理事、一般社団法人日本心理臨床学会理事長、心理臨床学会会長
【授賞理由】
氏は、長年にわたり臨床心理学の実践研究に携わり、催眠や行動療法を取り入れた「三角形イメージ体験法」などの治療法を考案するとともに、日本臨床心理士資格認定協会専務理事、心理臨床学会会長を歴任し、臨床心理士の養成や全国的な指導体制づくりに尽力するなど、我が国における臨床心理学の発展に寄与した功績は、高く評価されている。
以上のように、氏の顕著な業績、並びに高い人格、識見を鑑みて、アカデミア賞を授与するに相応しいものと認めた。
なお、同氏の功績が文化及び社会の分野に及んでいるところから、文化・社会部門での選出とした。

【文化・社会部門】
受賞者:益崎 裕章氏
現 職:琉球大学大学院医学研究科内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座教授
【授賞理由】
世界的な伝統的食文化の崩壊から、健康長寿の復活を目指す氏の最先端の脳科学、機能性食品科学の研究業績は、“沖縄から地球を救う”世界の食環境改善への未来を拓くパイオニア的研究であり、さらに内分泌専門医としての業績、沖縄の食生活改善に対する提起と実践による地域貢献は、国内外から高く評価されている。
以上のように、氏の顕著な業績、並びに高い人格、識見を鑑み、アカデミア賞を授与するに相応しいものと認めた。
なお、同氏の功績が文化及び社会の分野に及んでいるところから、文化・社会部門での選出とした。

【文化・社会部門】
受賞者:稲本  正氏
現 職:作家、木工芸家、オークヴィレッジ㈱創業者、NPOドングリの会会長、東京農業大学客員教授
【授賞理由】
氏は、持続可能な循環型社会を目指した幅広い木工芸を展開する一方、植林や啓発など地球環境における森林生態系の重要性を発信し続けてきた。また氏が創設した「オークヴィレッジ」は、国産無垢材を用いて、伝統工法・天然塗料によるクラフト・家具から木造建築まで幅広く手掛け、健康と環境に配慮したモノ造りを実践し、国内有数の優れた工房として、国内外において高く評価されている。
以上のように、氏の顕著な業績、並びに高い人格、識見を鑑み、アカデミア賞を授与するに相応しいものと認めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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