会誌「ACADEMIA」
学術誌として
会誌ACADEMIAは、昭和21年に学術新報アカデミアとして創刊されました。
創刊号には,新村出氏(京都大学名誉教授、広辞苑編著者、本会創立時役員)が、「アカデミアの夢」と題し、創刊の経緯とその意義と抱負を述べています。
また、初代会長野上俊夫氏(京都大学名誉教授)も、「祖国再建と国民的自信」と題する寄稿を寄せ、敗戦で打ちひしがれた祖国日本の再建と本会創設の決意を述べています。
創刊以来、学術新報アカデミアは、西沢啓治(哲学者)、矢内原忠雄(東京大学総長)、羽渓了諦(教育基本法制定委員)、湯川秀樹(ノーベル賞受賞者)、平澤興(京都大学総長)等々、当時の学会を代表する著名人によって寄稿がなされてきました。
会報として
昭和58年、第6代会長・松前重義(東海大学総長)は、会員相互の親睦と研修を目的に、従来の学術新報と併行して「会報アカデミア」を別途発刊し、会員相互の寄稿と本会活動の紹介を行いました。
会誌として
現在では、会誌ACADEMIAとして、各界でご活躍の方々からのご協力を得て、学術・文化・教育に関する話題を取り上げてきましたが、2011年の東日本大震災・福島第二原発事故を契機に環境問題に軸足を置き、以降、学術関係者、NPO法人等、環境問題に取り組む様々な方々のご協力を得ながら発行を重ねています。会誌ACADEMIAは、2月、4月、7月、10月、12月の年5回(平成26年度以前は、年6回)、各号約1千部、継続的に発行し、会員をはじめ関係者、関係機関、図書館、大学等に広く配布されています。
バックナンバー
- 会誌ACADEMIA(学術)№197 2024.7 特集「森と地域を生かす化学産業の創生」
- 会誌ACADEMIA(学術)№196 2024.4 特集 第3回森里海を結ぶフォーラム“日向海山交流シンポジウム 「椎葉の奥山と日向の海を結ぶ-海山交流の今日的意義」”
- 会誌ACADEMIA(学術)№195 2024.2 「令和5年度アカデミア賞」
- 会誌ACADEMIA(学術)№194 2023.12 特集 一般社団法人全国日本学士会沖縄支部創立30周年記念シンポジウム「これからの沖縄の持続可能な発展を目指して」
- 会誌ACADEMIA(学術)№193 2023.10 特集「持続可能な日本の食と農のあり方を考える」
- 会誌ACADEMIA(学術)№192 2022.7 特集 第2回森里海を結ぶフォーラム「森に暮らして海を想い、海に暮らして森を想う」