令和5年度アカデミア賞受賞者の決定及び授賞式のお知らせ

令和5年11月24日開催の理事会において、令和5年度アカデミア賞受賞者を次のとおり決定しました。
授賞式は、令和6年1月27日(土)午前10時から、都ホテル京都八条「陽明殿」にて執り行います。

令和5年度アカデミア賞式典次第

【文化・社会部門】
受賞者: 大橋  力氏
現 職:文明科学研究所長、芸能山城組組頭、芸術家

【授賞理由】
氏は、インターネットの普及等によって情報が環境化する現在にはるか先立つ1980年代に「情報環境」という概念を世界で初めて提唱し、知覚を超える高周波を含む音が脳を活性化する「ハイパーソニック・エフェクト」の発見などを通じて、メディア情報環境と脳との適合性について科学的にアプローチする道を拓いた。現代社会が抱える問題を先取りし、独創的な新学際領域の開拓をもって、文科・理科の壁をこえ学術・技術・芸術を一個の人格のなかで統合した業績は、世界的に高く評価されている。
以上のように、氏の顕著な業績、並びに高い人格、識見を鑑みて、アカデミア賞を授与するに相応しいものと認めた。
なお、同氏の功績が文化及び社会の分野に及んでいるところから、文化・社会部門での選出とした。

【文化・社会部門】
受賞者:田中 優子氏
現 職:法政大学名誉教授、法政大学江戸東京研究センター特任教授、前法政大学総長
【授賞理由】
氏は、法政大学の長い歴史を持つ「江戸文化研究」の学の系譜に連なる「江戸学」を体系化するとともに、18世紀の近世アジアと日本の江戸の関係性を比較文化の視点で解明した。さらに、江戸文学・文化研究の第一人者として数多くの研究業績を挙げ、日本学の発展に大いに貢献した。
また、江戸時代の価値観、視点など長年の研究から得られた知見を活用し、格差、差別、ジェンダー等、現代の政治・社会が抱える問題に向けて積極的に発信するなど、幅広い活動を展開している。
以上のように、氏の顕著な業績、並びに高い人格、識見を鑑みて、アカデミア賞を授与するに相応しいものと認めた。
なお、同氏の功績が文化及び社会の分野に及んでいるところから、文化・社会部門での選出とした。

【文化・社会部門】
受賞者:竹内 洋文氏
現 職:岐阜薬科大学先進製薬プロセス工学寄付講座特任教授、岐阜薬科大学名誉教授
【授賞理由】
氏は、「人に優しい製剤設計」を研究ポリシーとして掲げ、粉体工学を基盤とした圧縮成形の基礎研究、口腔内崩壊錠のための粒子設計法を確立するとともに、近年ではフィルム製剤やゼリー製剤の開発研究や評価法の開発も進め、多くの成果を挙げてきた。また、コロイド粒子の製剤研究としてペプチドの経粘膜的投与を可能にする製剤や点眼による後眼部への薬物送達など、新規性のある多くの研究実績を重ね、当該分野における世界的リーダーとして活躍してきた。
以上のように、氏の顕著な業績、並びに高い人格、識見を鑑みて、アカデミア賞を授与するに相応しいものと認めた。
なお、同氏の功績が文化及び社会の分野に及んでいるところから、文化・社会部門での選出とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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